40系アルファードの2列目シートは何が違う?G・Z・Executive Loungeで装備と乗車定員がどう変わる?

40系アルファードの2列目シートとグレード・乗車定員による違いを示したイメージ

40系アルファードの2列目は、「7人乗りか8人乗りか」だけを見ても違いが分かりません。

2026年6月改良後は、G・7人乗り、G・8人乗り、Z、Executive Loungeで2列目シートそのものが違います。さらにZとExecutive Loungeは、PHEVを選ぶと6人乗りになるため、グレード名だけでは乗車定員も分かりません。

特に迷いやすいのがGです。7人乗りなら左右独立のリラックスキャプテンシート、8人乗りなら3人掛けできる6:4分割チップアップシートになります。1人多く乗れるだけではなく、オットマン(ふくらはぎを支える脚置き)や2列目の快適温熱シートにも違いがあります。

この記事では、2026年6月改良後の40系を中心に、自分が2列目をどう使いたいかという視点から、どのグレード・乗車定員を見ればよいのかを分かりやすくまとめます。

目次

40系アルファードの2列目は大きく4種類ある

まずは2026年6月改良後の通常モデルを一覧で見てみましょう。

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仕様乗車定員2列目シート主な違い
Executive Lounge/PHEV6人エグゼクティブラウンジシートパワーロングスライド、伸縮機構付パワーオットマン、リフレッシュシート、温熱+ベンチレーション
Executive Lounge/HEV7人エグゼクティブラウンジシートパワーロングスライド、伸縮機構付パワーオットマン、リフレッシュシート、温熱+ベンチレーション
Z/PHEV6人エグゼクティブパワーシートパワーリクライニング、パワーオットマン、温熱+ベンチレーション
Z/HEV・ガソリン7人エグゼクティブパワーシートパワーリクライニング、パワーオットマン、温熱+ベンチレーション
G/HEV7人リラックスキャプテンシート左右独立、マニュアルオットマン、2列目快適温熱シート
G/HEV8人6:4分割チップアップシート2列目3人掛け、チップアップ機構

トヨタの2026年6月版主要諸元表と装備一覧にも、この組み合わせが記載されています。PHEVのZとExecutive Loungeは、どちらもE-Fourです。

ここで覚えておきたいのは、同じ7人乗りでも2列目は同じではないことです。

Gはリラックスキャプテンシート、Zはエグゼクティブパワーシート、Executive Loungeはエグゼクティブラウンジシートです。オットマンの動かし方やシートの温熱・ベンチレーションなども変わります。

私なら、家族が5人だからといって最初から7人乗りに決めません。2列目を普段2人でゆったり使うのか、ときどき3人座るのかを先に考えます。

なお、通常モデルとは別に、Executive Loungeをベースにした4人乗りの「Spacious Lounge」もあります。専用の後席を備える特別架装車なので、通常モデルの6・7・8人乗りとは別に考えた方が分かりやすい仕様です。

6人・7人・8人乗りで選べるグレードはどう違う?

「何人乗りが欲しいか」からアルファードを選ぶ場合も、乗車定員だけでは決められません。

ZとExecutive Loungeは、HEVかPHEVかによって乗車定員が変わります。

6人乗りはPHEVのZとExecutive Lounge

2026年6月改良後の通常モデルで6人乗りになるのは、ZとExecutive LoungeのPHEVです。どちらもE-Fourです。

同じZでも、HEVとガソリン車は7人乗り。Executive LoungeもHEVなら7人乗りです。

新車の見積書や中古車情報を見るときは、「Z」「Executive Lounge」というグレード名だけではなく、HEV・PHEV・ガソリンのどれか、乗車定員は何人かまで確認してください。

7人乗りでもG・Z・Executive Loungeで2列目は違う

現行40系では、G・Z・Executive Loungeに7人乗りがあります。

ただし2列目は、

G・7人乗り
リラックスキャプテンシート

Z
エグゼクティブパワーシート

Executive Lounge
エグゼクティブラウンジシート

それぞれ異なるシートが使われています。

Gはリクライニングとオットマンが手動ですが、Zではどちらも電動になります。Executive Loungeでは、さらにパワーロングスライドや伸縮機構付パワーオットマン、リフレッシュシートなどが加わります。

左右独立の2列目が欲しいだけならGも候補になりますが、電動操作やベンチレーションまで欲しいのかで、Z以上を選ぶかが変わります。

現行の8人乗りはG・HEV

2026年6月改良後の通常モデルで8人乗りを選べるのは、G・HEVです。

G・HEVには7人乗りと8人乗りがあり、7人乗りは左右独立のリラックスキャプテンシート、8人乗りは3人掛けの6:4分割チップアップシートになります。

「あと1人乗れる」というだけではありません。2列目の使い方そのものが変わります。

Gの7人乗りと8人乗りは、人数以外にも違いがある

同じGでも、7人乗りと8人乗りでは2列目の装備が大きく違います。

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比較項目G・7人乗りG・8人乗り
2列目に座れる人数2人3人
シートリラックスキャプテンシート6:4分割チップアップシート
左右独立シートありなし
2列目中央席なしあり
オットマンマニュアル式ありなし
2列目快適温熱シートありなし
チップアップ機構なしあり
前後スライド手動手動
40系アルファードGの7人乗りと8人乗りで異なる2列目シート構造を比較したイメージ

G・7人乗りではフロントと2列目に快適温熱シートが付きますが、8人乗りでは快適温熱シートはフロントのみです。

7人乗りは左右独立のリラックスキャプテンシート

G・7人乗りは、2列目が左右独立したリラックスキャプテンシートです。

前後に最大688mmまで手動でスライドでき、マニュアルオットマン、回転式アームレスト、折りたたみ式サイドテーブル、快適温熱シートなどが備わります。

Zのようなパワーリクライニングやベンチレーションはありません。

そのため、左右独立した2列目とオットマンは欲しいものの、電動操作までは必要ないという人なら、G・7人乗りも十分候補になります。

8人乗りは2列目に3人座れる

G・8人乗りでは、2列目が6:4分割チップアップシートになります。

2列目に3人座れるほか、シートをチップアップして前方へ動かせるため、3列目への乗り降りや荷室を広く使いたいときにも便利です。

一方、7人乗りに付くマニュアルオットマンや2列目の快適温熱シートはありません。

ですからGで迷っているなら、最初に考えたいのは**「2列目に3人座る場面があるか」**です。

3人座る必要があるなら8人乗りが候補になります。普段は2列目を2人で使い、オットマンも欲しいなら、7人乗りから確認すると選びやすくなります。

チャイルドシートを2台・3台使う場合は、座席数だけでは決められません。30系・40系それぞれでどこへ取り付けるかは、「アルファードのチャイルドシート配置|2台・3台はどこに置く?」で詳しく解説しています。

ZとExecutive Loungeでは2列目のどこが変わる?

G・7人乗りにも左右独立席とオットマンがあります。

そのためZやExecutive Loungeを検討するときは、「上級グレードだから豪華」と考えるより、自分が実際に使いたい機能が付いているかで比べた方が分かりやすいです。

Zはリクライニングとオットマンが電動になる

Zの2列目はエグゼクティブパワーシートです。

前後スライドは手動で最大530mmですが、リクライニングとオットマンは電動です。2列目にも快適温熱シートとベンチレーションシートが備わります。

G・7人乗りとの違いを見るなら、

  • リクライニングが電動になる
  • オットマンが電動になる
  • ベンチレーションが加わる
  • シート表皮が合成皮革になる

主な違いはこの4点です。

オットマンがあれば手動でも構わないのか、それとも電動操作やベンチレーションまで欲しいのか。
ここがGとZを比べるときの分かれ目になります。

Executive Loungeは後席機能がさらに増える

Executive Loungeでは、エグゼクティブラウンジシートが標準です。

パワーロングスライド、パワーリクライニング、伸縮機構付パワーオットマン、リフレッシュシートなどを備え、シート表皮にはプレミアムナッパ本革が使われています。

快適温熱機能はシートだけでなく、オットマンとアームレストにも付いています。

ZとExecutive Loungeで迷った場合は、単に上級グレードかどうかで比べるのではなく、Executive Loungeにしかない後席機能を自分が実際に使うかまで考えると選びやすくなります。

迷ったら、2列目をどう使うかから考える

装備表を全部覚える必要はありません。

40系アルファードの2列目の使い方からグレードと乗車定員を確認する流れを示した図

私なら、まず「最大何人乗るか」よりも、普段2列目に何人座るのかから考えます。

たまにしか8人乗らないなら、その1席のために普段使う2列目の装備が変わってもよいかは考えたいところです。私なら、使用頻度の高い普段の乗り方を優先します。

2列目に3人座るならG・8人乗りを確認する

現行通常モデルで2列目に3人座る必要があるなら、候補になるのはG・HEVの8人乗りです。

ただし8人乗りでは、7人乗りのリラックスキャプテンシートから6:4分割チップアップシートへ変わります。

「最大8人乗れる方が安心」というだけで選ばず、オットマンや2列目の快適温熱シートがなくても問題ないかまで見ておきたいところです。

左右独立の2列目が欲しいなら6人・7人乗りを見る

2列目を左右独立した2席として使いたいなら、通常モデルでは6人乗りまたは7人乗りから探します。

そこから、

G・7人乗り
→ 手動オットマンでよい

Z
→ 電動オットマンやベンチレーションが欲しい

Executive Lounge
→ さらに後席機能を重視したい

この順で比べると、自分に合う仕様を絞りやすくなります。

電動オットマンやベンチレーションが欲しいならZ以上を見る

G・7人乗りにもマニュアルオットマンと快適温熱シートがあります。

ただし、パワーオットマン、パワーリクライニング、ベンチレーションまで欲しいなら、Z以上が候補になります。

さらにリフレッシュシートや伸縮機構付パワーオットマンまで求めるなら、Executive Loungeも候補に入ります。

グレードを先に決めるより、欲しい機能を一つずつ挙げた方が、自分に必要なグレードを選びやすくなります。

2025年1月~2026年6月改良前の8人乗りはXだった

40系アルファードの8人乗りを調べていると、「X」というグレードが出てくることがあります。

これは間違った情報ではありません。

トヨタは2025年1月7日発売の一部改良で、アルファードHEVにX・8人乗りを追加しました。

その後、2026年6月3日の一部改良でGが新たに加わり、現在はG・HEVに7人乗りと8人乗りがあります。

そのため、中古車や少し前の記事を見るときは「40系」「8人乗り」だけでは判断せず、年式とグレードを一緒に確認してください。

2025年型の8人乗りを探しているのか、現在の新車で8人乗りを探しているのかによって、見るべきグレード名が違います。

まとめ|欲しい2列目装備からグレードと乗車定員を確認する

40系アルファードの2列目は、「7人乗りと8人乗りのどちらにするか」だけでは決められません。

まず、普段2列目に何人座るのかを考えます。3人座る必要があるならG・8人乗りが候補です。左右独立席を使いたいなら6人・7人乗りを見て、オットマンは手動でよいのか、電動操作やベンチレーションまで欲しいのかを比べると選びやすくなります。

中古車を探している場合は、2025年1月~2026年6月改良前のX・8人乗りと、現在のG・8人乗りを混同しないようにしてください。

最終的には「40系だから」「7人乗りだから」で決めず、年式、パワートレーン、グレード、乗車定員、2列目シートを実車や見積書で順に確認するのが確実です。

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